ブラジルが8点取ったらしい。ジュニーニョ・ペルナンブカーノは2点決め、フレッジもゴールしたそうで。おめでとうございます。リカルド・オリヴェイラを抜いてフレッジがドイツのセレソンにいるのかもしれないな。こりゃ。

前半だけだったが左フルバックウェイン・ブリッジが復帰。しかし、ブリッジがマキシ・ロドリゲスに抜かれてしまい、センタリングをこれまたチェルシーエルナン・クレスポがゴール。
前半から緊迫した展開でいきなりポール・ロビンソンロベルト・アボンダンシエリも好セーブを見せてくれる中で、勝つとW杯の第1シードに入ることができるイングランドは2-1にされてから、デビッド・ベッカムフリーキックマイケル・オーウェンが押し込もうとした惜しいチャンスがあったが同点にできず負けそうなななかで、がスティーブン・ジェラードのクロスをオーウェンが頭で合わせて決めるという泣けるシュートで同点に追い付き、後半ロスタイムにジョー・コールのクロスをまたもオーウェンが頭で合わせて逆転勝利と非常に目出度い。
ただスタメンにレドリー・キングが中盤にいたことは個人的には好きではない。確かにポーランド戦で成功はしたけれども。やはりジョー・コールを入れて中盤に才能有る4人がいて相手をかき回すという攻めが好きだ。

  • オランダ対イタリア

ルート・ファン・ニステルローイ選手が直前に故障してしまったために何とも前線が渋くなってしまったオランダ。エメオ・カステレン、ディルク・カイトライアン・バベルという陣容。やっぱり3トップの中央ならPSVアイントホーフェンヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク選手の方が見たかった。彼は後半の最後の方に出たわけだが。そしてオランダはエドヴィン・ファン・デル・サール選手の代表最多出場を飾れず、マルコ・ファン・バステン監督の初黒星になったと。
フランチェスコ・トッティの離脱で久々に役が回ってきた、アレッサンドロ・デル・ピエロ選手が左サイドからクロスを上げるとアルベルト・ジラルディーノがヘディングでゴール。続いてマウロ・カモラネージのヘディングシュートがロン・フラールがコースを変えてしまって逆転。後半には2トップのもう一人ルカ・トーニが決めて3点目。後は守備固めをしながら守って勝ったと。いかにもマルチェロ・リッピらしい試合だった。
これで分かったことは一つある。クリスチャン・ヴィエリは不要だ。

  • フランス対ドイツ

今回のGKはフランスはグレゴリー・クーペ、ドイツはイェンス・レーマンという船出。スタメンといえば、ドイツの悩めるディフェンスラインにはペア・メルテザッカーロベルト・フート。中盤には何故かセバスチャン・ダイスラーベルント・シュナイダーというどうして右の選手が二人もいるんだといういかがわしい面子。前線はミロスラフ・クローゼルーカス・ポドルスキー
フランスも面子がそろっていなかったので右サイドにウィリー・サニョルアントニー・ルヴェイエールが出るという状態。一応、ベンチにはオランピック・リヨネーの右ウイング、シドネー・ゴヴがいたんだが、結局使われなかった。意味不明。前線はダヴィド・トレゼゲが復帰でティエリ・アンリと2トップを組んだ。ただパトリック・ヴィエラはケガという名のお休み。
そんな試合はマルティニーク島で試合したばっかりのフランスが良いゲームをできるはずなくドイツペース。そんな中で決定力のないドイツの情けない攻撃陣と、正GKの座を獲得したいクーペの執念が0点に抑えた。逆にフランスも後半にニコラ・アネルカが出たが点を取れず、何とも情けない試合で終わった。
ドイツはこれでまた2001年のイングランド戦以来強豪からの勝ちを得ることはできずと。