• 芸術劇場 「新潮流 ピリオド奏法」

中々教養になるな。ノリントンのリハーサル風景とインタビュー、そしてアーノンクール
しかし、私はベートーヴェン交響曲を演奏するならピリオド奏法は好きじゃないけどね。(演奏が悪いとかそういう意味ではなく、好きになれない。あのテンポ)、この前のコメント欄に書いた続きw
で、ピリオド奏法で最近じゃアントン・ブルックナーグスタフ・マーラー、ベーラ・バルトークまでやるからなぁ。ニコラウス・アーノンクール、ロジャー・ノリントンフィリップ・ヘレヴェッヘとか。
サイモン・ラトルは第2世代とでも言いましょうか。それにダニエル・ハーディングやら追随すると。
まぁ「音楽の生命を伝える」「歴史に忠実な演奏ではない」というのがポイントでしょうな。アーノンクールのインタビュー。彼の場合「18世紀のモーツァルトの音楽は、当時にとっては衝撃的な現代音楽だった」というのがポイントで。だからその奏法が今に至って云々は別かと。

古楽とは何か―言語としての音楽

古楽とは何か―言語としての音楽

ニコラウス・アーノンクール 未踏の領域への探求者

ニコラウス・アーノンクール 未踏の領域への探求者

まぁしかし音楽は演奏によって千変万化ですから。だからアーノンクールモーツァルトにも面白さが色々と鏤められている。勿論、違う指揮者には違う指揮者であるんだけれど、さて、潮流というなら、引き戻すムーブメントはあるのかしらんと。ちょっとピリオド奏法に対しての心配をしていますが。
40番の思いの外、両端楽章、特にモルトアレグロのテンポが遅い。やはり慣れた曲だけにウィーンフィルが抵抗しているw。