• Ballon d'Or(英名European Footballer of the Year)

まぁ情報漏れが前々からあった(毎度クラブの会長が「写真撮影しにパリに行った」と言う)わけだが、今回のバロンドールファビオ・カンナバーロ選手と言うことで。
カンナバーロが173p、ジャンルイジ・ブッフォンが124p、ティエリー・アンリが121pということで案外ジネディーヌ・ジダンが伸びなかったなと。やっぱりこれはクラブレベルの停滞が響いたかな。
しかし、最近のレアル・マドリードでのヤラれっぷりを見るとこんなんで受賞して良いんかと。確かにイタリア代表を優勝に導いたキャプテンとしての実績は偉業であるのだけれど。(確かに「じゃあ誰だ」と言われて返答に困るといえば困る)
まぁ確かにこれまでの受賞者としても2002年はロナウド、1998年はジダンと優勝したチームから、1994年は当時の規定で欧州人ということで得点王で4位に導いたフリスト・ストイチコフ、1990年はローター・マテウスと。ちなみにアルゼンチンが優勝した1986年はソ連代表でディナモ・キエフカップウィナーズ・カップ優勝もあってイゴール・ベラノフです。この辺は歴史を感じるな。
イタリア人で受賞はロベルト・バッジョ以来の5人目、ディフェンダーの受賞は4人目(人によってはマテウスディフェンダーに入れない趣もあるが、フランツ・ベッケンバウアーディフェンダーならマテウスディフェンダーだ)、イタリア人のディフェンダーとしては初ということで、フランコ・バレージパオロ・マルディーニやら色々とバロンドールに値すると言われていた選手を抜いてこれですよ。この辺はさすがW杯優勝って偉業ですね。ジャンルイジ・ブッフォンが選ばれたら、1963年のレフ・ヤシン以来二人目のGKでした。2002年のGolden Ballのオリヴァー・カーンバロンドールは遠かったんですね。(ちなみに3位)
カンナバーロ選手は今年2つ目のタイトルですか。玉二つって何というかイヤなタイトル。もうちょい、センスある名前はないんか。(カンナバーロはW杯でシルバーボールを受賞。金の玉じゃない分、マシか。金はジダンと。)