ちなみにフルキャスト改修は鹿島建設がしたそうです。鹿島は超高層ビルが得意分野だったはずなんだが。
他に作ったスポーツ施設はこんな感じ。(ご丁寧に設計者の名前も書いてある)
まぁスポーツ関係は特に目立った特徴もなく、時代毎にどこを模倣したかがわかるという。いやはや。そういえば日本のワールドカップの競技場って目立った特徴や面白さが少なかったなぁ。ドイツの場合は全て良いとは言わないが、良いスタジアム、見た目の面白さのあるところだったし。
スポーツ施設で思い出したが、今度の北京オリンピックの会場、愛称「鳥の巣」はアリアンツ・アレーナを設計した建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンの作品なんですよね。完成するかどうかは知らんが。
彼らの最近の作品はコレに載ってますね。何故かamazonに無かったんだが何で?ISBNを打つと洋書でかなり値段が高い結果がでるわけだが、和文併記でもっと安く売ってた。アリアンツ・アレーナ等の写真が大量の大型本。Herzog and De Meuron

H&deM 1978-2002―a+u Special Issue(エー・アンド・ユー臨時増刊)

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ところで日本の書籍ではスタジアムについての良い本が無いですよね。
欧州サッカー観戦ガイド欧州サッカースタジアムガイド
みたいな本はあるんですが、スタジアムを建築としてどうなのか、音響はどうだ云々の考察が弱い。まして行った場所が少ないという難点やら問題大ありで。
そういえば現代建築に関する16章 〈空間、時間、そして世界〉 (講談社現代新書)にもスタジアムの項目はありませんでしたな。大変残念なことに。