今年もウェンブリーの芝はボッコボコだということがはっきりと分かる試合だった。
(とはいえこの時期のイングランドのフィールドはどこもヒドいといえばヒドい)
さて、試合といえば、前半早々のアシュリー・ヤングの抜け出しにネマニャ・ビディッチが倒してしまってPK献上失点ということで困った展開であったのだが、カルロス・クエジャルのパスミスでジェームズ・コリンズがイエローカードとか、リチャード・ダンのミスから失点という、緊張からガチガチのぎこちないプレーに終始したアストン・ヴィラのバックラインを見れば、逆転など容易いこと思いながら見る展開。
それにしては思ったほど早く決着は付かなかったが、まぁそんな結果でした。解説者も言っていたが、ヴィラのマーティン・オニールの采配に関しては、リーグ戦でもさしたる采配の妙を見せる監督でもないわけで、こういった勝負で勝てる人ではないのね。残念ながら。