原理主義という言葉に、なんか尾鰭がついてあまりよろしくない言葉になって数年。
「原則理念に基づいて、行動は行いましょう」と言うことでありますが
現在、その原理主義と戦っているのが、本当に民主党。
小沢一郎の、ここ数日の党員資格停止処分に対しての、彼の反論は、非常に論理的には納得がいく。(別に論理だけであって、休んで欲しいと思う党員の気持ちは理解する)
それに対しての、菅直人民主党代表であり、内閣総理大臣の言葉で驚いたのは
「丁寧な手続き」
という言葉である。確か、彼の処遇に対しての民主党の役員やら幹部やらの話し合いは、何回か行われたにもかかわらず「結論に至らず」が続いたはずで、何が「丁寧」と言えるのだろうか?(ついでに言えば、党の最高責任者は菅本人であるのに、非常に他人事な言い方だ)
おい、本当に、こんなヤツに首相を任せるべきだったのか?という反論だけ、原理原則に基づいて反論できないから、悲しいよな。(彼を選んだのは、民主党党員および民主党所属の国会議員だから)
これで、一番悲惨な思いをしたのが、アドルフ・ヒトラーを国の最高指導者に選んでしまったドイツである。
さて、このような民主党の内部のゴタゴタした状況を、表現する日本語は何なのだろう?というのが最近の私の考え事であり、過去の歴史を鑑みるに「五胡十六国」あたりが良いのかとも思いながらも、なんともしっくりこないので。誰かエラい人教えてください。
そう考えると、明治時代の柔構造って凄いなぁ。
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