最新号のnumberはブンデスリーガ特集だった


しかし、驚くべきことに、この内容の中で
長谷部誠(一応、日本代表)に関する文章が
一つもなかったのである。
彼は、一応、日本代表のキャプテンだということになっていたはずだ。
その選手が、存在がないような扱いにまで落ちてしまったのである。


これが、サッカー、アルベルト・ザッケローニ監督の日本代表に
良い影響を与えるはずがない。
日本代表の現在の問題点は、中心となるセンターバックセントラルミッドフィールダー
吉田麻也(ケガ持ち、ついにはサウサンプトンでスタメン落ち)
今野泰幸(日本の二部リーグ)
遠藤保仁(日本の二部リーグ)
長谷部誠(ドイツで居場所なし)
ということが問題なのである。


中心となるべき選手が、この状況で
高い結果を望むことの方が、かなりムリがある。

この解決は2通りしかない。
1. 上記4選手が、しっかりとトップフォームを維持すること
2. 上記以外の選手を使うこと
である。加えて2については
2a. 他の招集した選手を起用して結果を出すこと
2b. これまで招集していない選手を発掘すること
の解決策になるはずである。


ただ、日本のサッカー言論の問題は
選手の問題(特に環境としての問題)を棚上げし
結果に対する責任を、個人のミスと監督の責任にしてしまうことである。
ウルグアイ戦の問題は、失点よりも
山口や森重は、何でもっと早く出さないのか?これはテストマッチでしょ?
のほうがもっと問題だよ、と書いた文章は目に通したことがない。