UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝2ndレグ 第1日目

サン・シーロ ミラノ(主審テリエ・ハウゲ ノルウェー
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2203/Match=1105608/Report=MB.html
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データを見るとやっぱりミラン有利。フランス勢とは相性が良く、ホームに強いという状態。そしてこの時期になってパオロ・マルディーニ、マルコス・カフーと復帰してきたと。前節もグレゴリー・クーペの素晴らしい活躍があってアンドリー・シェフチェンコのゴールはならなかったわけだと考えれば優勢に考えやすい。しかし、前節試合の主導権を握っていたのはリヨンの方で、今回はチアゴ・メンデスが出場停止となるがジュニーニョ・ペルナンブカーノは帰ってくるし、前の攻撃陣はしっかりとミラン相手にも攻撃が機能していたわけで、本当にフタを開けてみなければ分からない。両チームともリーグ戦では主力を大半は温存(ミランレッチェに負けたし)して、この試合に臨むと。やはり試合のポイントはアンドレア・ピルロとカカをリヨンの中盤、特にマーマドゥ・ディアラとベノワ・ペドレッティがどれだけ苦しめるかというところ。そして互いのサイドアタッカーヨン・カリューが抑えられないとミランはキツい。カリューだけに注意するとサイドというのがリヨンの強さ。それからフレッジをどのタイミングで出すかもカギかな。ミランもFWのチョイスはどうなるやら。前回はフィリッポ・インザーギを先発させなかったカルロ・アンチェロッティシェフチェンコグレゴリー・クーペに阻まれていたけれど素晴らしい活躍していたからね。
データで唯一の不安は前回準優勝のチームは優勝はしない。ただね、ミランがホームで負けたのは最近ではクラブ・ブルージュ戦ですよ。

@エル・マドリガル ビジャレアル(主審キロス・バサラス ギリシャ
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インテルがスペインでやった試合といえば、昨季バレンシア相手に5点取った試合もあるし相性は悪くない(かつて2002-2003シーズンでやったバレンシア戦が一番の衝撃だが)、逆に初出場ながら健闘しているビジャレアルもホームでは無敗。加えてアレッシオ・タッキナルディ、ホシコ、ロドルフォ・アルアバレナが帰ってくるのは大きな材料。中盤を固める選手がいることでロマンさんをどれだけフォローできるかがビジャレアルの勝ちのカギになるから。というわけでリケルメはリーグ戦を休んで休養充分で臨戦と。チームはアウェーゴールを1点取ったことで、1-0になると逆転という状況が試合を面白くさせる。まだ低調のアドリアーノはどうするのだろうか。わざわざリーグ戦で休養与えたけれど。不調というのは隠せないし、ビジャレアル戦後のパフォーマンスについてマンチーニが不満を表していたいたくらいだし。やっぱり"庭師"フリオ・クルスと"フェレット"オバフェミ・マルティンスが組んだ方が強いと思ってしまう。戦力としてはインテルフィーゴは一応帯同。やっぱりデキと組むのは彼が一番良いと思う。そしてフィーゴの最近の活躍は男を感じる。あとは不安と言えば左サイドバックくらいなもの。招集メンバーにジュゼッペ・ファヴァッリは入っていたけれど。