読み物

有閑に読む

もう秋も終わりだと思うけれど、本を急激に大量に読みたくなって読み出して、やっと1/4が読み終わったところだけれど、今度は小説が読みたくなってしまった。その中でもマジメに読んだ記憶がなかったので、ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」とアルベール・カミュの「異邦人」と、フランスの実存主義小説と言われる辺りは、説明や評論を読んだことはあるけれど、真剣に向かい合って読んだ記憶は無い。今年はフランツ・カフカが新書サイズで出版されたけれど、今度はその辺で。
カミュは本当に文庫本以外ないなぁ。本屋でもamazonでも。文庫は電車等で読むには良いが、机の上で真剣に向かい合って読むには小さすぎるんだ。

カミュ『異邦人』を読む―その謎と魅力

カミュ『異邦人』を読む―その謎と魅力

これにはおおと思ったが、文の隣に即解説ってなぁ。原語が付いていたら手を伸ばすかもしれないが。サルトルの方は文庫と同じ訳者であったりするんだけど。カミュが本当にないな。新潮世界文学くらいしか。絶版じゃねぇか。
嘔吐

嘔吐

ああ、そう考えると洋書は有名な本はペーパーバックになるから良いよなぁ。読んでいて原語が気になったら原文が欲しくなるんだろうけど。