お兄さんもだいぶ昔から注目しているラッサナ・ディアラ
たしか若手育成に長けているル・アーヴルからピーター・ケニオンGMの「ネクスト・マケレレ」の候補の一人としてチェルシーに移籍。ただ、本家マケレレの前にポジションは奪えず、ついでにこれまたジョゼさんの「ネクスト・マケレレ」であったマイケル・エッシェンという素晴らしい選手もいたために。
気づけばライトバック起用の思い出が多いディアラ。その後同じロンドンのガナーズに移籍。ところが「移籍して活躍しようと思っていたのにポジションがない」ということですぐにポンペイに移籍。
ポンペイでセントラルミッドフィールドをしっかりとこなしていたわけだが、ジョゼさんが釣ったムンタリに続いて、彼は負傷者続出離脱者続出のレアル・マドリードへ。
マケレレが昔活躍していたクラブ。そして彼は今度は同じ名前の選手、リヨンで活躍していたマーマドゥ・ディアラと同席に。
「1号、2号はやめてほしい」と会見で言ったのだが、そんなこと言われると2号と呼びたくなるではないか。
(そういえばマーマドゥの後釜で加入したアルー・ディアラは重責に耐えられず1年でボルドーへ去ったな)
さて、ここで面白いのはリヨンというクラブだろう。2名も引き抜かれる中盤を築いたチーム。(その後代役にはトゥラランとかボドメル、シェルストレーム、マクンetc色々入ってくるのだからオラス会長等の力は素晴らしい)
04-05シーズン、これまた現役時代はミッドフィールダーだったポール・ル・グエンに率いられたチームは前線に核となる選手がいなかった事実は否めないが、中盤にエッシェン、ディアラ、ジュニーニョというトライアングル。本当に素晴らしいチームだったのに、欧州制覇には届かなかった。悪夢のPK戦敗退。PSVだった。あれはなぁ、勿体なかったよなぁ。是非とも決勝まで見たいチームだったから。(PSVも準決勝で頑張ったのだが、やはり)