人事

何故か、優勝争いをしているチームから、退任が発表されるという不思議な世界。
それが、日本のプロという偽りの名前を冠した、経営的には全くプロといえないプロ野球という組織であります。
皆様ご承知の通り、アメリカのメジャーリーグベースボールは、各カテゴリーの最頂点として存在しているわけですが、NPBはそういった事に関してもノータッチですから、頂上の世界でもないわけであります。
さて、そんな退任が決まった日本ハムに続いて名前が出てきたのが、中日ドラゴンズ落合博満氏と。
落合監督は、それまで50年以上成し遂げられなかった、日本一を達成し、彼の理論的な分析により長いペナントレースにおいて、リーグ優勝できたことがあったり、プレーオフにおける鋭い分析から導き出される采配は、彼でなければ考えられない素晴らしい功績だったと私は思うわけですが、
彼を疎ましく思う連中の言い分は、「中部経済に功績をもたらさない」「ファンサービスが少ない」「テレビ放送時間の文句を言うな」などなどまるで結果に関係ないことから文句を言うのです。
で、次期監督が高木守道になるという結果。
彼が監督およびコーチとして何か功績があるのかと言われれば、無いという答えの方が正しいですし、彼の解説者としてのコメントは単なる「普通」の一般的に解説者が言う言葉程度の人間です。
で、勝てるの?ということの疑問と、何故70歳の名誉職扱いのような人間に白羽の矢を立ててしまったのか?ということに対する答えが見えません。意味が分からない。
まぁ一番意味が分からないのは、中日よりも勝ち数が遙かに劣る横浜ベイスターズの監督がまだ続いていることなんだが。