米国NBA(National Basketball Association)とドイツのSAPは2月15日、NBA公式Webサイトの新しいスタッツ(統計)ページ「NBA.com/Stats」の開設を発表した。
http://www.computerworld.jp/topics/1468/206446
こういう話を聞くと最初に思うのは

アメリカの、スタッツに対する探求心は異常。あとアメリカ人分類大好き。

というアメリカに対する意見と。

日本の殆どのスポーツは公式スタッツから貧相で陳腐という問題。
まあバスケットやアメフトも規模と予算厳しいからね。
サッカーは努力不足だと思う。

というそれと比較して対照的に映る日本のスポーツの問題。


ちょっと、日本のバスケットボール、ラグビーアメリカンフットボールの話は置いておこう。

何故、Jリーグを見ることが海外サッカーを見るより苦痛かというお話。
Jリーグのデータを提供するのは、DataStadiumという会社だが
ここが問題になったのは、試合会場にスタッフを置くのではなく
テレビをみながらバイトの大学生が情報を打ち込んでいる
ことだった。そんな会社が提供するデータは、一部無料だが有料サイトとして、情報が公開されている。携帯電話においてもそうだ。
生で試合を見ることができない場合、ちょっと情報を知りたい場合、Jリーグの試合動向を確認するサイトは案外見つからない。一番良いのはツイッターで実況している人のツイートを追いかけることだと思うほどだ。
生で見るにしても、試合を見ていて、「なんか気になる」と思う事象を分析するツールに乏しく、テレビの実況解説もプレーバイプレーのことを話すか、もしくは関係ない余談で話を埋めることしかできないわけだ。
また、試合後の分析記事も、情報を基にして書かれている記事は、非常に少ない。
かつては、DataStadiumのスタッフがブログを書いていたのだが、それも途絶えているのは、企業努力の問題か、書けるスタッフがいないのか、情報がなくてネタにならないのか、気がかりである。


とりあえず、まとめると、欧州サッカーは試合を見ながらでも情報の追いかけっこが可能で、分析しがいもある。しかも大半の情報は無料で簡単に手に入れられる。それに対してライブテキストもかなり貧弱なJリーグを、ライトな立場の人間が入り込むには敷居を自分たちで高くしてオープンにしていない気がしていられない。