トラジション?トランジション?

久々に内容がとんでもなく酷い本を見つける

サッカー欧州CL新戦術 2014 (SEIBIDO MOOK)

サッカー欧州CL新戦術 2014 (SEIBIDO MOOK)

著者は清水英斗、西部謙司、神尾光臣、北健一郎(編集兼)などなどという面子。
トンデモ本となるには、もってこいの人材ではある。

で、内容は貰い物のカルピスが更に薄まった様な内容で、特に目立った収穫がないという一言に尽きるわけだが、この中でとんでもなく酷かった点があり
それは、「戦術用語」と銘打った中にも出ていた「トラジション」という言葉である。
試しに、辞書で引いても出てこないこの言葉である。
考えられるのは「トラディション」かなと思ったが、どうやら違う。
その掲載された言葉の内容を読むと、それは「トラジション」ではなく、「トランジッション」もしくは「トランジション」と言われるモノで、どう考えても「トラジション」ではない。

はっきり分かるのは、こんなトンデモ本を書く連中は
言語の意味すらしっかりと理解していないまま文章を書いているということなのである。
とっても問題であり、日本サッカー言論の質の低さを、また憂うのである。