NFL Draft 2020 2日目までを終えて

ドラフト2日目が終わりました。
まさか、ビル・ベリチックの本体が犬だったなんて、驚きでしたね。
そしてNEから2巡37位指名を受けたのが、Kyle Dugger(S,Lenoir-Rhyne)でした。
ディヴィジョン2の選手で、シニアボウル、コンバインの評価が良かったために
どこかで指名はされるだろうとは言われていた選手ですが、この高評価でした。驚きです。
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で、その直前NYGが2巡36位指名したのはXavier McKinney(S,Alabama)。Safetyでは一番手の指名になりました。
1巡級の評価だった選手ですし、Antoine Betheaが抜けることを考えると補強が必要なポジションでした。良い指名と言えます。
ただ個人的には、Yetur Gross-Matos(EDGE,Penn State)も見たかったですが、エッジラッシャーよりも先にセーフティでした。
Gross-Mataosは2巡38位でCARから指名。守備補強が急務のチームは1巡でDerrick Brownでしたし、豪華な指名な感じがします。
NYGの3巡68位はNYJにLeonard Williams獲得のためにトレードしていましたので、次の指名が3巡99位でした。
指名したのはMatt Peart(T,Connecticut)でした。背が高い、手が長い、一歩目が速い、という強みで指名と思われますが、
1巡でAndrew Thomasを指名したので右Tの位置を争うものと思われます。
ニーズが他にあった気がしたので予想外でした。Nate Solderと大型契約したけれど・・・って状況ですから致し方ないののか。


3日目のNYGが指名したいポジションは、まずはIOL(Interior Offensive Linemen)です、特にC(Center)です。
NYGが熱心に狙っていたと考えられるのは、Matt Hennessy(Temple)でしたが、3巡78位で指名されてしまいまして
2日目が終わった中で、残っている一番良い素材は、Tyler Biadasz(Wisconsin)でしょう。4巡110位(4番目)で指名ができるでしょうか、心配になります。
ラインの指名が叶わなかった場合は、EDGEでしょう。Curtis Weaver(Boise State)を取ってしまって欲しいですね。
とりあえず、3日目のドラフトで大事なことはチーム戦力の底上げ、弱点のポジション、IOL、EDGE、LB、は欲しい。CBやWRも一芸に秀でているタイプは欲しい。
個人的には、WRのCollin Johnson(Texas)は注目しています。今ドラフトの指名候補の中で背が高いポゼッションレシーバーが少ないんでね。
あとは未練杯で担当したSFの場合は、CBです。5巡からの参戦ですが、なんとか補強が必要なポジションです。
そしてStephen GostkowskiがいなくなったNEが、Kを指名するタイミングと、誰を指名するかというところ。注目かなと。NEの場合は、Jake Fromm(GeorgiaJacob Eason(
Washington)
とQBの有望株が売れ残ったので、指名する可能性もあるかなとは思っています。


さて、今日のドラフト2日目、LVRのドラフト指名には驚かされましたね。
1巡でHenry Ruggsを指名したチームが、3巡80位でLynn Bowden(Kentucky)をRBとして指名(これには各所で困惑の声が)し、続く3巡81位ではWRのBryan Edwards(South Carolina)を指名。
Bowdenは大学時代はWRです。ワイルドキャットQBとして投げることはありましたが、基本的にWRかRSです。意味が解らない。意味が解らないけれどスピードある選手をRuggsと共に補強と言うジョン・グルーデン、マイク・メイヨックのイズムが。面白さと混沌をもたらしてくれます。一体全体、フランチャイズを移転したレイダースはどういうチームになってくれるのか、AFC西地区はとても興味深い。