テレビで見るときハラハラドキドキ攻撃合戦がイイなら一番下。中2つは緊迫、胃に悪いのが好きな人オススメ。攻撃と守備の入れ替えが多くて叫ぶには良い。一番上はファンタジー待ち、何かやるはずだ。

UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦1stレグ 第2日目プレビュー

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1969/Match=1081505/Report=MB.html
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ポルトはキャプテン、ジョルジュ・コスタが累積警告で出場停止、ジエゴトヨタカップでやらかして出場停止、マニシェはヘルニア明けでまだしっかりしていない。そしてデルレイ、カルロス・アウベウトの移籍。大丈夫だろうか?インテルチャンピオンズリーグでも無敗、アドリアーノが出場停止明け素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるか楽しみなところ、カウンター主体のポルトファン・セバスチャン・ヴェロンの長短のパスで崩されたらワンサイドもあり得ると思われるインテルポルトがフロックだったという事実が見たいものだ。
頑張れインテル、まぁインテルが引き分けとか負けとかしてくれると1週間サスペンデットされた楽しみがあるものだが(正直なところミランマンUをサスペンデットすべきだったと思う)、何を奇跡を起こすのだ?高さでベニー・マッカーシーが勝つとでも言うのか。

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アリエン・ロッベンウェイン・ブリッジのいない左サイドを立て直すことがモウリーニョの必須命題。ルドビク・ジュリ、ベレッチと左のロナウジーニョほどファンタジーを見せはしないが堅実に崩して攻撃の場面を作る。バルサポゼッションサッカークロード・マケレレ一人でどうにかなる代物ではなく、守備的なアレクセイ・スメルティンではなくチアゴの起用、どう作用するのか気になる。ロナウジーニョをどう抑える?そしてデコとシャビをどう働かせないのか?どうやらディディエ・ドログバは間に合い、エイドゥル・グジョンセンとの2トップ、逆にダミアン・ダフはケガの影響でベンチと。ジョー・コールフランク・ランパードの飛び出し、ミドルシュートが見物だが3センターの時の輝きに比べるとくすんだ感じ。決して引き分けを目指して試合をするわけではないが、チェルシーは引き分けで上々の結果という状態。このジョゼ・モウリーニョのスタメン発表はどういう心理作戦なのだろう。
バルサがそれをどう構えるか。中盤でしっかりとパスをダイレクト、ワンタッチとつなぐことで60%以上のポゼッションから多数のシュートシーンを作るスタイル、中盤で仕事をするシャビ、デコの働きが全てを作る。忘れてはならない前線のサミュエル・エトー。個人的に見たいモノとしては、冬に移籍したデメトリオ・アルベルティーニ。彼が中盤の底に存在して長いパスも出すプレーをしたら本当に守備する方は溜まったものではない。それにラファエル・マルケスは本職センターバックグジョンセンと高さで競るにはプジョルよりやはり彼の方が向いているかな。同じような布陣をモウリーニョも予想しているが、フランク・ライカールトの心意気は如何に。

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アンドレイ・シェフチェンコが、エルナン・クレスポの2トップになっていこう好調だったミラン、敗戦した試合はシェフチェンコが不在か、中盤のキープレイヤー、アンドレア・ピルロの不在が主な原因だった。ピルロが復帰して盤石かと思いきや好事魔多し、シェヴァ、頬骨骨折で2戦欠場の状態。代役の難しい存在だけに痛い。ヨン・ダール・トマソンを起用して2トップか、それともセルジーニョを入れて3アタックにするか、迷うところ。リオ・ファーディナンドが構える相手だし。逆にルート・ファン・ニステルローイがいなくても最近好調になったマンUウェイン・ルーニークリスチアーノ・ロナウドと高さはないが抜け出すスピード、テクニックで勝負を決める選手、ミランの堅い守備陣が抑えきれるか否かの様相なのか。サー・アレックス・ファーガソン初の対戦相手。ミランをどう倒すのかのプランはできていると思う、勿論キーのピルロを潰しにかかるだろう。ロイ・キーンポール・スコールズ、問題はもう一人が誰かというところだろうか。そしてルート・ファンニスルローイが復帰した場合のフォーメーションの作り方だが、右ロナウド、左ギグスの毎度の4-4-2だろうか、クイントン・フォーチュンにして相手の右サイドカフーを警戒することもありうる、これが予想の楽しみ。

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フランスとドイツのチャンピオン同士の対決、ともに武器は攻撃的スタイル。高い守備ラインからサイド攻撃を主体として高い2トップ(イヴァン・クラスニッチミロスラフ・クローゼ)、ヨアン・ミクーがゴールを脅かすブレーメン、中盤が流動的に動くことで多数のシュートチャンスを生み出し、ゴールを数多く脅かすリヨン。この試合で何本のシュートが飛び交い、何度ゴールを襲い、何度ネットを揺らすのか楽しみな状況。戦力的には実力伯仲、甲乙付けがたい。ホームのブレーメンは地の利を活かしてゴールを量産し、なるべくアウェーゴールを減らしたい。しかしながらキャプテンでセンターバックのフランク・バウマンが出場停止、代役はフランク・パサネンなど問題はない。逆にグループリーグではいなかった右サイドのウミト・ダバラの存在は大きい。リヨンも途中離脱していた大黒柱グレゴリー・クーペが復帰。ジョバネ・エウベルの退団にしても今季には何ら影響なくFWの持ち駒も揃って不安はない。若手の台頭(フランスU21のクレメン、イダンガル、ベルグニュー、U19のベンアルファと恐ろしいですよ)が著しいし、昨年のベスト8の経験が生かされる可能性もある。セットプレーが明暗を分けるとしたらジュニーニョ・ペルナンブカーノという名手の存在が大きい。唯一の不安はクラウディオ・カサッパ不在ではなく、サイドバックアントニー・ルベイエールの欠場だが。