UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ 第3節 第1日目

昨季、初対決とか言っていたのに、今回もやる対決。ヴァレリアン・イスマエルを補強したチームは昨季と違ってズラタン・イブラヒモビッチを抑えられるかどうかが戦いになるかもしれないが、最近、キレキレのアレッサンドロ・デル・ピエロがいるわけでユヴェントスの得点の可能性はズラよりはこっちがある。オリンピア・シュタディオンのロスタイムにオリヴァー・カーンファンブルして押し込んで決めたわけだが、実際あの試合、バイエルンのペースだった。ロイ・マカーイが最後に外して終わったが、今季はマカーイが低調。メンバーも揃わなかったりでバイエルンは判断が難しい。ついにはブンデスリーガの首位陥落したし。

01-02シーズンの準々決勝のカード。あの時は結果的にはバルサが勝ち抜けたがアポストロスではパオが勝ったわけでバルサが苦戦する可能性はなくはない。どういう戦術で来るかワカランが(昨季はアーセナル戦に限って3バックでやってきた)、アルベルト・マレサーニが監督に就任してシステムはかなりオーソドックスな感じだった。補強から考えてもスウェーデン代表のミカエル・ニルションやらサイドの選手もいれば、やっぱり大きいフラビオ・コンセイソン。ミハリス・コンスタンティノーがいなくなったところにエヴァゲリオス・マンツィオス、サンドロ・トルヘレと前線も調子良く、加えて大問題は芝。バルサが悩まされるとしたらショートパスやドリブルが容易にできない、スピロス・ルイスのボコボコの芝。ウディネーゼ戦同様にセットプレーで得点できれば万歳と言った感じ。バルサの陣容はセットプレーに関しては一流だけど。

思いもよらない2連敗でもう後がないブレーメン。こんな状況にイヴァン・クラスニッチは出場停止の状態。ブンデスリーガでは首位に浮上したわけだが、当たれば爆発的な攻撃力で勝つわけだが、そこはカルチョの国のウディネーゼ、3-5-2を基調とするシステムはブレーメンの中盤との凌ぎ合いとなる。ヴィジガルは出場停止だがクリスティアン・オボド、スレーイ・アリ・ムンタリと運動量溢れる選手がいて、大変。もっと大変なのはブレーメンと得意な攻撃であるサイド攻撃。
その他大勢、ケガ人続出のアーセナルが、監督解任、カレル・ポボルスキーが出て行ったスパルタ・プラハと対戦。マンチェスター・ユナイテッドLOSCリールと対戦。EURO2008のための代表監督就任が内定したヨーゼフ・ヒッケルスベルガー監督ラピド・ウィーンクラブ・ブルージュの最下位争い。アヤックスアムステルダム・アレナに乗り込むFCトゥーン。得点できないビジャレアルベンフィカと対戦。
なかなか、面白くないカードは、前提条件が面白くない感じがしますね。