UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1日目

 @エスタディオ・ダ・ルス リスボン(主審スティーブン・ベネット イングランド
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2203/match=1105601/Report=MB.html
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元オランダ代表の同僚であるロナート・クーマンフランク・ライカールトの対決はどちらも数名の選手が欠けての勝負となる。ただバルサの場合はリオネル・メッシーの欠場はルドビク・ジュリーアンドレス・イニエスタ、サンチャゴ・エスケーロ、ヘンリク・ラーションといった面子が浮かんでどうにかなるかもしれないが、問題は守備陣。センターバックおよびボランチのカルレス・プジョール、ラファエル・マルケスエジミウソンの欠場はあまりにも痛い。しかもプジョールはカピタンだ。マラガ戦同様の4バックだろうか、相手の攻撃を防ぐにはかなり厳しい気がする。ロドリはデカいけど、果たしてあのスタジアムでガチガチにならないだろうか。対するベンフィカはキャプテン、ヌーノ・ゴメスが出場停止。おそらく代役はファブリツィオ・ミッコリで、その他に元バルサシモン・サブローサにジェオバンニがいるし、中盤もアルマンド・ペチやベトとか中盤も厚いし、欠場は右のネウソンがリカルド・ローシャになるということくらいと。クーマンとしても勝ってカンプ・ノウに持って行きたいところ。試合の見所はやっぱりサイドの主導権争い。期待されながら失意のままバルセロナを去ったシモンが復讐するのかどうかが一番の楽しみと。

 @アーセナル・スタジアム ハイバリー ロンドン(主審ピーター・フロジュフェルト スウェーデン
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過去のデータ考えてもアーセナル有利。ユーヴェはイングランド勢とは相性が悪く、近年勝ち越したのはニューカッスル位の記憶(しかもアウェーでは負けている。)で、このロンドンでの対決はいかにして失点を減らしてトリノに帰ってくるかという方が現実的だ。しかも相手は休養十分ときた。こっちはネドヴェドデル・ピエーロもいないというのに。こういうときはピンポイントで相手の泣き所を突くのが常套手段で、3トップにでもしてマテュー・フラミニズラタン・イブラヒモビッチをガンガン当ててしまおうかと思ってしまう。ただ問題はティエリー・アンリだよな。復讐男。リリアン・テュラムファビオ・カンナバーロのコンビがしっかりと抑えることを祈るのみ。中盤の主導権を奪われないように、相手のポゼッションとなっても決定的な場面を多く作らせないような試合で勝ちたいモノだ。理想はチェルシーのように。