• 8強

ついにベスト8まで出そろいましたね。実力もあるんですけれど、やっぱりこれは皆、運の良い国ですよね。
イタリア、イングランドは特にそうですね。勝ちに結びつく得点はセットプレーですから。さすがは両国の指揮官がカルチョ出身(ユヴェントスラツィオetc)なだけある。
イタリアは、ガーナ戦の先制点、アメリカ戦の得点、チェコ戦の先制点、オーストラリア戦の決勝点、全部セットプレーですね。で、相手が前掛かりになったところを、マルチェロ・リッピの緻密な采配が裏を狙って、ヴィンチェンツォ・イアクィンタフィリッポ・インザーギが良いゴールと。まぁこの国はそれを可能にするだけの守備力もあるし。
イングランドも困ったときのデビッド・ベッカム選手のフリーキックからの得点があって、1点を取ったら守りきれるチームですから。
というわけで、先行逃げ切りの典型的なカルチョの国、対戦する国は先制点が大事ですね。
それから実力を見せたんだけれど相手の采配ミス(カイト、ブラールズという起用のオランダ、早々に交代枠を使い切って自滅したスペイン)という感じが拭い去れない、ポルトガルとフランス。
で、ウクライナPK戦による勝利。
他には、戦力から考えて困っても点が取れる選手の多いブラジル、困ってもとにかく点の取ることが出来たアルゼンチン、最初に点を取ってから困ったドイツ。
やっぱり南米勢は凄いなぁという印象のある8強、次負けると、準決勝、3位決定戦、決勝戦と見られないから大きな見る側の痛手なんですよね。ああ、しかし、ジダンはまだ見ておきたいなぁ。ドイツはもうどうでもイイけど、確変している印象が。
というわけで、ベストイレブンを、休みだし。

GK:ジャンルイジ・ブッフォン
DF:ミゲル、ファビオ・カンナバーロガブリエル・エインセフィリップ・ラーム
MF:ハビエル・マスケラーノマキシミリアーノ・ロドリゲスゼ・ロベルトファン・ロマン・リケルメ
FW:ミロスラフ・クローゼエルナン・クレスポ

選手だけ考えるとやっぱりアルゼンチンは頑張っている。
それからグループリーグ敗退国で考えるベストイレブン

GK:ペトル・チェフ
DF:ハテム・トラベルシ、オグチェ・オニュウ、カルロス・ガマーラ、アルチュール・ボカ
MF:デヤン・スタンコビッチニコ・コヴァチディディエ・ゾコラパヴェル・ネドヴェド
FW:ディディエ・ドログバヤン・コラー

どうもFWが見つからなかったので、残念な思いを含めてコレル大尉を。ジアド・ジャジリ、アクワとか良い選手はいたがどうも決定力に欠ける。それよりもアメリカ戦で良かったコラーが。彼の負傷がなかったらチェコは今頃ねぇ。
それから日本人がいないのが残念だ。GKは他にも色々と弱小国はシュートを撃たれる頻度が多いのでGKの仕事が多いので、スタッツを見るとジョアン・リカルドとかボバディージャ、ヒースロップとか確かにいたので、川口能活も大変だな。しかし、チェフのガーナ戦やイタリア戦で前掛かりになっているチームで一人で砦になっている姿は感動モノ。それから敗退国の特徴なのだろうか、センターバックはスグに出た。あまり良い選手がいたのかいなかったのか思い出せん部分もあるが。
fifaによるとこうなるらしい。やっぱりセンターバックが出なかったので、予選に貢献したという理由でネマニャ・ビディッチが選ばれている。

Cech (Czech Republic);
Eboue (Côte d'Ivoire), R Kovac (Croatia), Vidic (Serbia and Montenegro), Lee Y-P (Korea Republic);
Nakata (Japan), Yorke (Trinidad and Tobago), Rosicky (Czech Republic), Nedved (Czech Republic);
Drogba (Côte d'Ivoire), Kezman (Serbia and Montenegro).
Subs: Kawaguchi (Japan), Jaidi (Tunisia), Acuna (Paraguay), Baros (Czech Republic), Prso (Croatia).