• スペイン地方

マドリード系の新聞、MarcaもAsもSereccioといえばスペイン代表で、ルイス・アラゴネスは辞任しないのかということひっきりなしなので、その裏で実は試合をやっていたカタルーニャ選抜対バスク選抜の面子が案外良い。前日にスペイン対イタリアのU21のプレーオフもあったので、ラウール・ガルシア筆頭に若手がいないのが寂しいところですね。

Catalunya
Víctor Valdés, Curro Torres, Oleguer, Lopo, Fernando Navarro, Corominas, Gerard, Sergio, Luque, Roger, Jonathan Soriano.
Euskadi,
Riesgo, López Rekarte, Casas, Aitor Ocio, Labaka, Mendieta, Orbaiz, Gabilondo, Aramburu, Muñoz, Aduriz, Gari Uranga.

このちゃっかり出場しているメンディエタ先生だったり、得点まで決めたルーケだったり。スペイン代表が活躍できない理由に、多民族国家カストロ政権下での迫害の歴史があって、自分たちの地域の代表だけでない国の代表を応援できないなら、サッカーだけは自治体別に分けてもそれなりに結果を残せそうな気がするんだけどな。プジョールを筆頭とするカタラン人は最近では中心だし、一時期前のバルサ、スペイン代表の中心にはバスク人が多かったし(幸谷秀巳の「バスク人ですから」ではないが)、観客動員の事を考えても収入にもなる。ただ、スペインってカタルーニャバスク以外にも独自の州選抜で試合をやっている州はアンダルシア、カスティージャ、ナバーラ、バレンシアとやっているし、どこでまとまるやら。アンダルシアとカスティーナでスペイン代表というのも良いのか良くないのか悩ましい。ガリシアケルト民族が海からやっていきた影響が色濃く残る土地だったり。その他カンタブリアとかどうするやら。
一回、スペイン代表といって、カタラン人だけで構成するとかやってみれば面白いのに。逆にカスティーリャ人だけでも良いが。