- プロスペクト逆算 その1
イヤなことは忘れて、ドラフトを回顧しよう、数字も色々いれたし。
今回のドラフト、どこがよかったのか?という問いに挙がってくるチームは、デトロイト、クリーブランドが筆頭に挙がり、シンシナティやらヒューストン、ニューイングランドが来て、悪かったのは?となるとシアトル、オークランドとくるけれど、本当かどうかを、各社のプロスペクトランキングから考えてみる企画です。32チームもあるので今回は良かったんじゃない?ってチームを考察。
-
- まずはデトロイト・ライオンズから(左から順に、CBS、usatoday、Fox)
1 | 13 | 13 | Nick Fairley | DT | 6-4 | 291 | 7 | 8 | 4 |
2 | 12 | 44 | Titus Young | WR | 5-11 | 174 | 57 | 70 | 74 |
2 | 25 | 57 | Mikel Leshoure | RB | 6-0 | 227 | 36 | 36 | 37 |
5 | 26 | 157 | Douglas Hogue | LB | 6-3 | 235 | 216 | 216 | 255 |
7 | 6 | 209 | Johnny Culbreath | OT | 6-5 | 280 | 263 | -- | -- |
よく言われているのは、DTがフェアリーとスーの二枚看板となりライバルに大きな脅威となる(特にシカゴとミネソタはOLが弱い)という点と、トレードアップしたラショアが大きな戦力になるだろう、という点です。確かに、この2名は順位の割にはよく取れたという点は見事です。
ただ逆説的に、この指名で、必要だったCBはナシ、LBも低い順になったんだよね?と。短所の補強より長所を伸ばすんだというライオンズの意気込みはわかりますが、どうなるかはシーズン次第というところか。
1 | 21 | 21 | Phil Taylor | DL | 6-3 | 334 | 28 | 29 | 46 |
2 | 5 | 37 | Jabaal Sheard | DL | 6-3 | 264 | 45 | 34 | 49 |
2 | 27 | 59 | Greg Little | WR | 6-3 | 220 | 150 | 99 | 78 |
4 | 5 | 102 | Jordan Cameron | TE | 6-5 | 254 | 97 | 101 | 278 |
4 | 27 | 124 | Owen Marecic | RB | 6-1 | 248 | 152 | 140 | 162 |
5 | 6 | 137 | Buster Skrine | DB | 5-10 | 186 | 162 | 113 | 91 |
5 | 19 | 150 | Jason Pinkston | OL | 6-3 | 317 | 137 | 109 | 71 |
7 | 45 | 248 | Eric Hagg | DB | 6-1 | 209 | 205 | 218 | 274 |
まぁピックが妥当で順当で堅実だから良いというものだろうか、こうやってプロスペクトから考えるとさして面白いモノでもなかったことがよく分かる。
ホルムグレンGM体制2年目、パット・シューマー新HC、2年目のコルト・マッコイに優しいターゲットの補強と、4-3に守備を戻すことを考えても守備補強だけれど、どんなものなのやら。
尚、ドラフトの指名が増えたのは、当初6位でアラバマ大のワイドレシーバーを指名するものだと思っていたらアトランタが指名権を5つ(うち2つは来年の指名権)を差し出したのでトレードダウンした故、これが吉と出るか凶と出るかはこれまた結果次第。
ついでに、ドラフト中に話題になったのは、何故フルバックのオーウェン・マリセックを指名したのかという疑問。ブラウンズのFBローレンス・ヴィッカース(FAなんだけれども)はショックを受けてましたけどね、どうなるやら。
ちなみにその次の指名はマルセル・リースの去就がFAで不明なオークランドや、アーマド・ホールがFAのテネシー・タイタンズとかあっただけに、どうだったんだろうと悩む。
1 | 4 | 4 | A.J. Green | WR | 6-4 | 211 | 4 | 4 | 5 |
2 | 3 | 35 | Andy Dalton | QB | 6-2 | 215 | 44 | 63 | 51 |
3 | 2 | 66 | Dontay Moch | DL | 6-1 | 248 | 67 | 79 | 68 |
4 | 4 | 101 | Clint Boling | OL | 6-5 | 308 | 101 | 78 | 86 |
5 | 3 | 134 | Robert Sands | FS | 6-4 | 217 | 141 | 118 | 100 |
6 | 2 | 167 | Ryan Whalen | WR | 6-1 | 202 | 203 | 180 | 261 |
7 | 4 | 207 | Korey Lindsey | CB | 5-11 | 194 | 308 | -- | 309 |
7 | 43 | 246 | Jay Finley | RB | 5-11 | 203 | 388 | 430 | 340 |
ここも、思ったほどに見栄えはよろしくない。
ただカーソン・パーマーが退団することを見越してのアンディー・ダルトンをエースQBとしてやっていこうとする意気込みがしっかりと感じられて、好印象を与えているのはわかる。
今ドラフト、No.1のワイドレシーバーとゴリゴリ走れるタイプのランニングバックの補強、昨年はTEグレシャムとWRシップリーを上位でピックしていることもあって、改革を進むと考えると確かに好印象だわなと。
個人的には、テレル・オーウェンスとチャド・ジョンソンどうなるかが心配で心配で仕方ないんですが。