• ワーストイレブン

実際問題、多くみているリーグがプレミアシップなので、プレミアのワーストを。(ついでに言えば英国はこういう記事を付くのが大好きだ。Guardianだったか、今年のを既に作ってあるが真面目に目を通してないので、手持ちの資料を見ながら。
ゴールキーパー: ロバート・グリーン
ポカの数ではトットナムのエウレリョ・ゴメスの方がテレビ的にエライことした数が多かった感もありますが、彼の場合どう考えてもワールドカップの悪い影響をそのまま持ち込み、降格決定試合でも最後の最後のシュートを取れたと思えるし、とにかく残酷ながら彼を選ばざるをえない。ハマーズの首脳陣がどうしてミヒャエル・レンズィンクを取らなかったということを除いて。ガナーズのGKを足して計算するということもできるが今回は個人賞です。
センターハーフ: ソティリオス・キリヤコス、コロ・トゥーレ
前者は10試合にしか出ていなくても、おおかたポカをした試合を覚えているという稀有な人。
後者は理由が恥ずかしくてどうしようもない。出ているときは素晴らしかったんだけどねぇ。
ちなみに名前が出ないときによくやる方法は、ブラックプールのバックライン全員とかウエストブロムの6失点したときの連中とか書きたかったりする。実際このポジションの選定は大変だ。トゥーレじゃないなら、テリーかスキラッチかはたまたダンか、いろいろ考えられるにせよ決定打がない。ネタとしてはスペランカーのキングとウッドゲートだが。
個人的失望があるのは、実はジョニー・ハイティンガで、彼は中盤を任される=バックスとしてはスペインでは通用してもイングランドじゃダメって烙印押された格好がなんとも言いがたい。まぁ出場しましたけどねどうもモイーズは気に入ってない模様。
フルバック: ポール・コンチェスキー(左)、グレン・ジョンソン(右)
コンチェスキーって名前、もう忘れかけていたよ。他にあげるなら左に回ったグレン・ジョンソンって名前か。衰えがあまりにも残念なウェイン・ブリッジってのも候補だが。とにかく避難の槍玉にされても致し方ない状況だった。(これは移籍したタイミングが悪かったからだが)
右のジョンソンは代表のポジションなのにダルグリッシュに「不可」を食らうという有様。スリーライオンズは大丈夫か?と言わせてくれました。代表も次は新しい選手の時代だな。ウォーカーやケリーといったあたり。
ミッドフィールダー: リー・カッターモール、ジョン・オビ・ミケルインサイド)、ジョー・コールアンドレイ・アルシャビン(アウトサイド)
選手がいまくって選定がやっかいなこのポジション、チームに見合わないもしくはネタとしてしか目立たない故に悪い評価を下したくなる選手を選びませう。
まず退場王でキャプテン剥奪と前半の面白プレーヤーといえばカッターモール。ミケルについてはだからアントニー・アナンをとっておけとあれほど。一向に成長がなくむしろ伸び悩んだままって選手ですね、起用の割に。
アルシャビンは1年目だけ凄かったが定説化。コールは移籍当初はポジションが違うからと思ったけれど結局ダメだったなという印象。
金銭的な観点から考えたらどう考えてもオーウェン・ハーグリーブスですが出てもいない選手をああだこうだとも言えん。チームの不沈を入れるならスティーブン・ジェラードフランク・ランパード欠場は大きな痛手でチームに足を引っ張り、スコット・パーカー欠場時「全て勝てない」故にパーカーが休んだのが悪いとも言いたくもなるが。
客観的ワーストだと誰でしょうね。ディ・マッテオの時のブラントとかどこを守るかわかってなかったからあれはマズいなと思ったりしましたが、ホジソンになって治ったしね。出場してチームの順位および実力に見合わない選手がこんな感じなのか。いろいろ往年と比べ衰えが見える選手いましたねぇ。
なお、ユナイテッドには、ベベ、オベルタンと全然活躍しなかっただろうといえる選手がいますが「評価に値しない」という烙印で。他にも出場が少なくて目の敵にしたい選手は何名かちらほら。
フォワード: ロビー・キーン フェルナンド・トレス
個人名で挙げるに値するのはこの2名。キーンは大事なところで2試合もシュートを大失敗するという印象度が抜群の効果。トーレスさんは、「そもそも活躍しない」背番号を選んだ時点で活躍しない選手ですが、このあまりにも移籍金とかけ離れた活躍ぶりに入れざるを得ない選手なのであります。(ちなみにそれでもクリス・サットンよりは良いのだ)
さて、個人的にはバーミンガムも酷かったけど、トットナムのアタッカー全員(特にオウンゴールクラウチ)ってのも候補でしたが残念ながら今回の受付は個人ですので。ガナーズから選出しようにもそもそも選手がいなかったというオチまでついています。あと付記といたしまして何故にアタッカーをやらせてもらえなかった謎のヨハン・エルマンデル、移籍しちゃったサヨウナラと。