• プロスペクト逆算

今年もドラフトの指名選手を各社の予想順位と比較して高いか否かを確認するこの企画。
まずはニューヨーク・ジャイアンツであります。

Rnd # Ovr. Team Player Pos. Ht. Wt. CBS usa nfl ESPN
1 32 32 NYG David Wilson RB 5-10 206 47 42 85 84
2 31 63 NYG Rueben Randle WR 6-3 210 34 33 86 88
3 31 94 NYG Jayron Hosley CB 5-10 178 77 53 84 70
4 32 127 NYG Adrien Robinson TE 6-4 264 211 258 52 47
4 36 131 NYG Brandon Mosley OT 6-6 314 109 103 73 68
6 31 201 NYG Matt McCants OT 6-6 308 166 131 56 31
7 32 239 NYG Markus Kuhn DT 6-5 299 235 235 49 34

やっぱり気になるのがこの4巡Aの指名です。
このTE、アドリエン・ロビンソン選手、この6-4(193cm)、264(119.75kg)にして、40ヤード(約36M)を4秒58で走ってしまう物凄い運動能力であることは確かですが、どう考えてもこのタイミングで指名しなければいけなかったのかどうかが疑問になります。
色々、ドラフト前の接触を見た結果、おそらく、このジャイアンツの指名の2つ前、デトロイト・ライオンズが指名したLB、ロンネル・ルイスを狙っていたのではなかろうかと思えてきました。LBの層も薄いですからね。直前のジャレッド・クリックも良さそうな選手ですが。

記者からの質問もこの4巡指名に集中していました。そりゃ当然ですよね。予想外すぎですから。リースGMおよびコフリンHCのコメント読むと、本当にアスレチックアビリティーが凄いみたいですね。「TEのJPP」という表現は非常に興味をそそります。ただTEとしてはキャッチ数が少ない実績故に今後どのように使っていくのか、FBはハイノスキーというFBが非常によく頑張りましたからやっぱりTEなのだと思います。
QBの親友、それがTEを形容される言葉です。バラード、ベッカムと大怪我を負い、ダラスからベネットを獲得しましたが、確かにTEの層を厚くした方がという意見はあったのですが、この指名、吉と出て欲しいです。

それ以外は、指名順位よりも高い評価の選手が並んでいます。
そういう意味では今回のドラフトもなかなか、上場のデキだったのではないでしょうか。
勿論、ドラフトの良し悪しはその後のシーズンの結果によって決まるモノですが。

尚、その後、アンドラフトテッドFAとして契約した選手の情報が色々出ていますが、実はLBの契約がなかったりするので、私の予想、本当にどうか気になりますけどね。
Joe Martinek, FB, Rutgers
アンドラフテッドの中では一番の期待がこの選手。FBですけど。ハイノスキーよりも器用そうな印象を受けました。頑張って欲しいですね。