評判の問題でもありませんが
まだまだ簡単に指摘できる部分があるので
遠藤保仁がいればチームの勝ち点は117%になる データが見せるサッカーの新しい魅力 (SB新書)
- 作者: 西内啓,.
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 新書
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今回は、この部分
項目 | 得点への寄与 | p値 |
---|---|---|
PA内からシュート | 0.27 | 0.001未満 |
PA外からのシュート | 0.04 | 0.044 |
ワンタッチでのシュート | -0.05 | 0.084 |
ヘディングでのシュート | -0.11 | 0.006 |
PK | 0.78 | 0.001未満 |
FKを直接シュート | 0.13 | 0.038 |
FKから3プレー以内のシュート | 0.01 | 0.780 |
FKから5プレー以内のシュート | -0.08 | 0.074 |
まず。ここから言えることは全ゴールにおいて、得点に最も結びついているのはPKだということははっきりわかる。
ただ、この十把一絡げの集まりで、だから「PK」を増やしたらイイのか?と思わせるような内容になるのは、考えなくてもわかる。
野球で例えると、「ノーアウトランナー満塁」が一番点が入る確率が高いです。というがその状況が発生する確率はどれだけか?を無視している。
得点の項目を調べる際、オープンプレーorセットプレーと分類しないで調べているのは、少々理解に欠ける。
そして、笑ったのは、この寄与率からの結論が
ペナルティーエリアに侵入し、そこからのシュートを撃つことの重要性
ということだそうだ。
じゃあ、チームは、そのためにどうすればイイんだ?
がやっぱり、考慮されていない。なにぶん不十分すぎる検証である。