http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=504150085
前回のマーラー交響曲第6番はあまり良かったとは思えなかったが、今回の交響曲第9番はどうだろうか期待してみる。トータル89分でじっくり練り上げてあると思って期待してみる。マイケル・ティルソン・トーマスサンフランシスコ交響楽団のこのシリーズは録音が良いわけで。私は交響曲第9番を全体で聞く場合はサー・ジョン・バルビローリ/ベルリン・フィル1964年録音asin:B00005NDD7、第3楽章だけを聴きたいときはブルーノ・ワルター/ウィーン・フィル1938年録音asin:B00005HTKP、その他聴きたくなったときに応じて、オットー・クレンペラーasin:B00005GIRPヴァーツラフ・ノイマンasin:B00005FR60レナード・バーンスタインasin:B00005FHW5。(CDについてはレーベル、発売年が若干違うが、はまぞう=amazonで見つからず)おそらく、普通に聴くならバルビローリのCDで充分感動できるだろう。しかし、ワルターのCD(なるべく録音の良いopus蔵のCDを薦めたい)を聴くと凄絶さに恐れ入る。クレンペラーの別次元の深遠さ(ウィーンフィルとの録音も良い)も素晴らしいが。このマーラーの弟子、2人は違う方向から作曲家グスタフ・マーラーを照らし出している。