前日に、なんか胡散臭い平和論とか書いたのでその続き。
つまり、何が「平和」なの?って問いがまず大事なのである。
で、本を取り出したら
- 作者: 高畠通敏,五十嵐暁郎,佐々木寛
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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というわけで、戦争放棄=平和で、事がスタートするのが毎度の事ながら論理に破綻を来す理由なのであるよ。
ちなみに、もう一冊、今年になって読んだ本ですが、この文を読んで色々考えさせられたのだよ。
日本リベラリズムの系譜―福沢諭吉・長谷川如是閑・丸山真男 (朝日選書 (662))
- 作者: 田中浩
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本
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1. 人類の歴史は、自己保存のために、自由、平等、平和などの普遍的価値を求め続けている人民の意志によって突き動かされている
2. 政治集団や政治指導者達は、しょせんは、この人民の意志を代表しており、もしこの意志に逆らう時には必ず消失していく運命にある
3. 近代以降登場したリベラリズムの内容としては、自由権、参政権、社会権のほかに、平和権を加えなければ思想的に完成しない