• コンフェデの考え

コンフェデである。この大会は毎度問題視されている。大体、始まったきっかけはサウジアラビアの国王の行事だったわけだ。それをFIFAが買い取ってプレW杯の位置づけとしている。しかしながら、過密日程(マルク・ヴィヴィアン・フォエの死去)、会場の問題(W杯の決勝と開幕戦のスタジアムは使用しない)等がある。2003年フランス大会はドイツが出場辞退したいわく付き大会なのだ。クラブは喜んで人を出すわけがない、実際ジダンは一度も出場していない。
今回のワールドサッカーダイジェストエクストラの載っているコンフェデについての2ページは非常に内容が良かった。
オーストラリアは「海外強国との対戦による正当な評価」を求め、メキシコは「海外強国との対戦によって自国の強さの確認」、アルゼンチンは「短期間での勝負によるコミュニケーション等チーム力の強化」などを掲げている部分、逆に日本は何を求めているのだろうかと気になった。日本は他の国と比べて親善試合で当たる国に恵まれている。アルゼンチン、イングランドチェコ、ドイツ、セネガルカメルーンチュニジアetc。またチームに関しては殆ど入れ替わることのない面子で短期間の合宿は何度も行っている。
本当に何が求められるのだろう。求むるは結果というなら、私には毎度「目先の結果しか求めていない」と見えるジーコに、鉄槌のような結果が降りた場合、何をすれば良いのか、ブラッシュアップできるのだろうか?心配なところ。