全チーム2試合を終えて、得点ランキング単独1位がフェルナンド・トーレスってのはなぁ。

(主審 グレアム・ポール イングランド
アルテム・ミレフスキーって選手はエロいな。190cmであれだけ上手けりゃ、ベラルーシから強奪しようと思うはずだわ。U-21準優勝の主役だし。今後のディナモ・キエフの中心なんだろうねぇ。海外進出はいつになるか知らないが。まずはCLですかね。
そんなわけで、アンドリー・シェフチェンコ選手の初ゴール、初アシスト、初勝利おめでたう。いきなり右のアウトサイドで抜擢されたセルゲイ・レブロフミドルシュートも良かったし、アナトリー・ティモシュチェク中心とした速いチェックからのカウンターといい完勝でした。相手がそれほど強くないってこともあるが。

(主審 カルロス・シモン ブラジル)
前半早々にカルレス・プジョルがジアド・ジャジリにスピードでぶっちぎられて、チャンスを作られて失点と。やっぱり第1節は運良くセットプレーでの先制点が身を助けたんだなぁと思って前半が終わってしまった。ワントップのジャジリは明らかにバルサのバックラインでもパスを出すのがヘタなチャーリーを狙うという戦術でビルドアップができないという困ったものだ。シャビ・アロンソにすらパスが出せんのだ。
そんな得点のできなかったスペインはセスクとラウルを投入という策に出たが、何をしたいのかよく分からなかった上に、続いてホアキンを投入。ホアキンは右に張ったわけだが、左サイドはシャビが中に寄ってしまって、セスクもサイドで活躍するプレーヤーではないので、ペルニアが高いポジションでバランスを保つという何とも不思議な状態だったが、ホアキンが右から崩すことで相手サイドのバランスが崩れてセスクのシュートのこぼれ球をラウールが詰めてゴール。泥臭いがあれがラウルの真骨頂ですな。
そして何のために入れたのか分からなかったセスクも徐々に実力を発揮、見事なスルーパストーレスの逆転ゴールを演出、ラウール、トーレスとのトライアングルから相手の守備を崩すと流石でしたな。ただ、左サイドのポジションを埋めるなら、シャビしかセットプレーを蹴らなかった分けだし、左足のレジェスを入れても良かったなぁ、誰を外すか悩むところだが。
ロジェ・ルメールもワントップを起点に、中盤を固めて相手の動きを防ぎ、フルバックが空いたスペースをオーバーラップして攻めるという戦略は悪くなかったが、前半に早々とフルバックイエローカードを貰い、ホアキンが出たところですぐさまセンターバックの選手を入れる弱気采配はイカンですよ。