昨日書いたネタがまた消えていて、嘆いている。悲しい。
それにしても、鳩山由紀夫の新内閣の面子が「オールスター内閣」という非常に意味不明な命名であることもさることながら、官房長官平野博文が使う言葉の古いところが非常に残念極まりない。
私は「全員野球」という言葉が大嫌いである。
何故か、野球という球技は一人当たりの運動量がかなり少ない競技であり且つ全員が何かの目的を同時的に行う必要がないからであり、そもそも「全員野球」という言葉は野球の用語にはない造語である。
今も映像で見ると画期的なトータルフットボールという概念は、サッカーという競技におけるポジションおよび役割分担からの解放という意味で現在まで浸透しているわけだが、「全員で野球する」ということは競技の性質上あり得ないんだよ。一国の政治を担う人間が使う言葉じゃないよ。(企業のトップでもやめてもらいたいよね)
全員が機能しないといけない競技は逆に「全員云々」と言いません、アメリカンフットボールとかラグビーとか。
加えて、(偏見混みだが)野球はあまりインテリジェントじゃないんだよ。
そう考えると、鳩山は色々構想を練ってここまで来たのだなと感心するが、人事には疑問も少々持っている。