http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060525-00000069-nks-spo
ジーコもアホですか。3バックで行くそうで。今まで最初から4バックで行こうとしてアルゼンチンに虐殺されたからって考えを放棄してこのザマか。
それから、テレビ等で報道されている練習内容も今になってやることか。ナカータからワイドに展開したボールをダイレクトで折り返すだとか、ポストマンにロングボールを入れて落としたところに走り込んでシュートだとか。
ジーコの現状から考えると、ボランチ中田英寿がいるので攻撃にも守備にも積極的にアタックをかけたところで、ディフェンスラインがプレスしないから隙間が生まれてパスを繋がれて結局失点という姿が想像できます。アレックス、加地の上がった裏のスペースを突かれて3バックの誰がマークに行ったときには遅くてセンタリングされると残りの守備の選手が詰めていなくて、宮本恒靖は何故か相手にフリーでシュートを撃たせて失点という姿も想像できます。
私は3バックより4バックの良いと思っています。サイドの攻撃および守備にかける人数が明らかに違うから。このとき一番のポイントはフルバックの役割なんですけれど、守備は当然ながら中盤の選手を追い越してフルバックが相手陣内のエンドライン当たりまで進入して、コンビネーションで崩す、シュートを放つ、マイナスのセンタリングをされる等されたら、必然的に相手はラインを下げざるを得ない。(良い例が今季のバルサやトレブル当時のユナイテッド)
ところが日本の場合、中盤の選手とラテラルはコンビネーションで相手を崩しているシーンなんて見たことないし多分やったことない(アレックスは大抵一人でドリブル仕掛けて、取られて迷惑かける)から、ラテラル一人で機能放棄ってことですね。だから3-5-2でという結論か。
中村俊輔やナカータといった中盤の選手の創造力とか言っているが、チームの力で攻撃を創造しているとは到底思えない4年間になってしまいました。日本の良い試合って4バックの方が多かったよな。懐かしいチュニジア戦、フランス戦、ブラジル戦とか。ヘタに3-5-2でやっても世界じゃ通用せんて、2003年にアルゼンチン2軍にヤラれているわけだし、2005年にメキシコに負けて思いしらさているハズだと思うが、まさかな。
とはいえ、これで日本がグループリーグ突破できないという賭けには勝てるわけで、私も金には勝てん。