正直な話、5-0というスコアであるが、最初の2点はセットプレーからの一連の展開であり、はっきりって崩されたわけでもなく、GKが可哀想なシュートが決まったというだけのお話。それでも点は点だ。
1点目はポール・ロビンソンパスミスがマシュー・エザリントンの元へ渡って、彼のミドルシュートがゴール。
2点目はギャリー・ケイヒルのクリアボールを、ダイレクトで打ち返したロベルト・フートのシュートが見事にゴール。
その後、2点を取り返しにいかなければならなくなった、ボルトンだけど、ダニエル・スタリッジカップタイドよりも、個人的には中盤のスチュワート・ホールデンのシーズンアウトのほうが痛いと感じた。スターティングメンバーの、本来ストライカーである、ヨハン・エルマンデルが中盤に入り、ボールを受け取りに下がって、ドリブルしてボールを運ばないとチームの攻撃が前に進まないってのは、オーウェン・コイルの戦術の失敗だと私は思う。あれはダメだ。パスサッカーしようにもパスで展開する意味がない。
逆に、ストークは毎度毎度のロングボールをまずはケンヴァイン・ジョーンズが競り、ウィングのエザリントン、ジャーメイン・ペナント両名およびジョナサン・ウォルターズがしっかりと攻撃にからんでいる。強ち、解説者が言っていたように「強豪と当たっても、なんら遜色ない戦いができる」チームになっていた印象。