美術館

1発目は横浜美術館と横浜そごう美術館だった。マルセル・デュシャン展とモーリッツ・コルネリス・エッシャー展。強風で寒かった横浜。湘南新宿ラインって速いね。 - まだ今日が1日目(とはいえ大阪の国立国際美術館のヤツですよ)なのでデュシャン展の詳し…

やっぱり良くなかった。名古屋ボストン美術館の「オキーフとその時代展」ちなみに今年の美術館の予定は素晴らしいラインナップである。美術館で偶然このコンテンツを書いている人に出会うかもしれない。 そごう美術館 「エッシャーのふしぎ世界展」 1月2日か…

昨日の続きでBUNKAMURAのポップ・アート展であるが、今日書く矛盾 ヌーヴォー・レアリストのなかではおそらくもっとも名高いイヴ・クラインの作品は、ポップの表現法とは明らかに異なる概念性、形而上性を備える そう、ポップではないのにポップ・アート展に…

渋谷のBUNKAMURAに行ってきた。問題ある展示だったが、まぁ作品に免じて赦すことにするが、それを詳細に書くのはCLが終わってからで夕方になりそうな感じ。加えて、BUNKAMURA付設の美術品の店でIKB買ったのは、なかなか自分のステキ度と精神度がわかった気分…

話は金曜日から。 木曜日頃から体調が良くなく、精神的にも芳しくなかった。これはヤバい。ネガティブすぎるぞ。中の人3号。ということで土日に生きているために、誰かを誘ってどこかに行こう。呼ぶとしては、 デジカメ人間黒雨・・多分断られる「忙しい」…

マティス展 国立西洋美術館 「ナスタチウムとダンス」1912 アンリ・マティスの絵画の中で私が一番好きなのは「ダンスⅡ」である。その絵をバックにナスタチウムを描いたのがこの作品なのであるが、フロア自体が同一主題のヴァリアシオンということなのである…

書くのを忘れていることに気づく。上野、国立西洋美術館、アンリ・マティス展。確かに書きたい作品が少ないといえばそうだが。良いのもあったことだし。

国立西洋美術館 マティス展 行ってきました。感想としては、期待した割には良くなかった。所蔵数が少なすぎたのだ。ただ有名な作品は何個(「夢」「Blue Nude」「珊瑚」etc)かあったし、テーマの作り方は悪くなかった。ただ「そのテーマならもっと必要なモ…

多分、書き忘れている、新宿損保ジャパン東郷青児美術館のピカソ展(10月24日で終了) とにかく、ジャクリーヌコレクションということで習作展だった印象はなきにしもあらずであるが、非常に興味深い作品が何作品かあった。 「椅子に座るジャクリーヌ」1964 2…

ポール・セザンヌ[1839-1906] 「花瓶の花」1877 「庭園の花瓶」1904 セザンヌの作品は2つあった。そのフロアのテーマは「花の素顔」描く画家によって全く違う花の姿を見事な撰集だなと思ったよ。 というわけでセザンヌなのだが、全く年代が違う。ということ…

東京都現代美術館「花と緑の物語展」から

パブロ・ピカソ 「横たわる裸婦」 私はこの作品をピカソの最高傑作の1つに挙げる。それは女性の最も良い部分をキュビズムとデフォルメによって表しているからと思うから。今回の東京都現代美術館の企画展では、「青の時代」、「バラの時代」以後のピカソが…

東京都現代美術館の企画展2つ(「ピカソ展」と「花と緑の物語展」)に言ってきた。分かっているようにセット券というものを買った。しかしピカソ展が始まったばかりなので混雑しているということで、常設展から回ることにする。いきなり見たのは、サム・フ…

 帰省していたとき分 Part2

モーリス・ルイス(1912-62) 「デルタ・ミュー」(1960-61) 絵筆を使わずに、薄く溶いたアクリル絵の具を生のキャンバスに流して染み込ませ、滝のような色彩の帯が画面の両端を飾る。巨大なキャンバスに浸透した色彩の広がりによって形成される絵画空間を追求…

 帰省していたとき分Part1

サム・フランシス「消失に向かう地点の青」1958 「外に広がっていく色、外に侵出する力の強い色」として使われた青を中心に、偶然を装った絵画であるが、青を際だたせるために対置してある余白部分によって、動きが何かあるように見せつけられる。余白ととも…

サム・フランシス(1923-1994) 「輝く背後」 グッゲンハイム美術館展 この作品は日本滞在時に「破墨技法」を知った後にパリで制作された作品であるが、左右にある青を中心に色づけられる多彩な世界(其処には青に対比されて橙や黄色すらあるが、全ては青のた…

渋谷、グッゲンハイム美術館編 ・ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)「いくつかの円」(1926) ちょうどこの時期からカンディンスキーの理論化された世界が築かれる時代に入るのであるが、彼の絵画は全て置いて「コンポジション」である。この場合も円の配…

12時の5分前ほどに森美術館に到着。人が思った以上にに多い。しかも若い人間が多い。しかし会話を聞いてみると「何があるの?」とかいう発言が多い。悪いがそういう人間には向いていない展示だ。 10分くらい待って、森美術館に入場。相変わらず、エレベ…

美術館日記への導入 そうだ。昨日、私が帰宅しようとしたら、電車がストップした。電線にビニールが付着したから。昨日はまだ良かった。代替手段があったから。前回は代替手段が無く缶詰であった。ということで、森美術館に行ってくる。感想は帰ってから書く…

今回も森美術館MoMA展から作品を。何故続けるかって自分が楽しいから。ちなみに、森美術館は7月9日に朝の5時まで開いていて且つ夜中は半額らしい。でも夜の12時から美術館に行く人間って奇特だよな。 アンディー・ウォーホル(1928-1987) ハインツの箱…

今日も森美術館のMoMA展「モダンって何だろう」から。誰か自分のこの考えにコメントくれると助かるモノである。 クロード・モネ(1840-1926) 「日本の橋」1920−22 実のところ、モダンなのか?という疑問を感ぜざるを得ないモネである。私の中ではモネ…

ルネ・マグリット 「光の帝国」 私がシュール・レアリズムの画家の中で一番好きなのは、このマグリットである。中でも作品として一番好きなのは「リスニングルーム」であるが、展示には無かった。この「光の帝国」は、絵の上側では昼のような明るい世界で青…

昨日の森美術館の続き。 イヴ・クライン 「人体測定学 王女ヘレナ」1960 一連のIKBを使用した作品の中で、物議を醸し出したシリーズ。裸の女性にIKBを塗り、それを布に当てて、流動的な流れ、強さを表出させた作品。その為に形としての見える部分…

今日は昼からお暇を頂いたので、森美術館(六本木 森ビル53階)に行ってきました。MoMA展です。ニューヨークのMuseum of Modern Artなのですが、森美術館は「現代って何だろう?」というテーマだったのですが、簡単に結論を言うと、現代なのに現代芸術…